理即[語句情報] »
理即
「理即〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
理即の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「デカルト哲学について」より 著者:西田幾多郎
ものが表現せられるものとして、かかる性質を有ったものでなければならない。事即理、
理即事である。スピノザの十全なる知識とは、絶対の自己否定において自己自身を見る、....
「科学論」より 著者:戸坂潤
夫を見よう。 哲学は一般に方法と云っていることを思い起こす必要がある。つまり論
理即ち範疇組織が、哲学の方法であり体系であり、哲学の真髄なのである。かくて一般に....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
との両側面を統一する言葉いや事物であって、その内に横たわる秩序・道が、所謂人倫の
理即ち倫理に他ならぬ。之が人間存在の根柢である。――だが存在とは一体何か。併し存....
「哲学入門」より 著者:三木清
言表或いは命題の構造と性質がいかに考えられるにしても、命題の真理は一層根源的な真
理即ち存在的真理に根柢をもたねばならぬ。真理はただ判断に属するというのでなく、却....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
です。家庭料理を毎日召上ったらとても料理屋の料理は召上れません。西洋でも料理屋料
理即ちレスタラントの食物というと独身者かあるいは労働者がホンの腹塞《はらふさ》げ....