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琉球紬
「琉球紬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
琉球紬の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
十一二で、色の白い鼻準の高い、眼の力んだ丸顔で、中肉中背、衣服は糸織藍万の袷に、
琉球紬の下着を袷重ねにして、茶献上の帯で、小紋の絽の一重羽織を着て、珊瑚の六分珠....
「小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
若夫婦は打ち連れて、居間へ通りつ。小間使いを相手に、浪子は良人の洋服を脱がせ、
琉球紬の綿入れ二枚重ねしをふわりと打ちきすれば、武男は無造作に白縮緬の兵児帯尻高....
「細木香以」より 著者:森鴎外
単羽織と袷とを遊所に持て来させて著更え、脱ぎ棄てた古渡唐桟の袷羽織、糸織の綿入、
琉球紬の下著、縮緬の胴著等を籤引で幇間芸妓に与えた。 竜池は子之助の遊蕩がいよ....
「手仕事の日本」より 著者:柳宗悦
は長井であります。それ故「長井紬」の名でも呼ばれました。「米琉」というのは「米沢
琉球紬」のことで、琉球の織物に似せて作った絣を意味します。まま色が入ったりして一....