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琉球表
「琉球表〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
琉球表の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「氷蔵の二階」より 著者:宮本百合子
坐りなおした。十一畳という、がらんとした室じゅうが彼女の目前に拡った。畳が粗末な
琉球表なので、余計のべたらに広く見えるのだ。それにしても、何という貧弱な有様だろ....
「三月の第四日曜」より 著者:宮本百合子
ちの窓の下にも小さい机が三つ四つ置いてある。後はがらんとして、ガラス越しの日光が
琉球表の上に斜めにさしこみ、何処やらに男くささが漂っている。吻《ほ》っとしたよう....