琴棋[語句情報] »
琴棋
「琴棋〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
琴棋の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「食魔」より 著者:岡本かの子
の莚の手伝いに頼まれ出した。市民一般に趣味人をもって任ずるこの古都には、いわゆる
琴棋書画の会が多かった。はじめ拓本職人の老人が出入りの骨董商に展観の会があるのを....
「三国志」より 著者:吉川英治
はあやしんで、その理由を反問した。すると陳登は、 「この徐州の郊外に、ひとり詩画
琴棋をたのしんで、余生をすごしている高士がおります。桓帝の御世宮廷の尚書を勤め、....
「三国志」より 著者:吉川英治
小舟をうかべて遊び、或る夜は、山寺へ登って僧門をたたき、また、僻村の友など訪ねて
琴棋をもてあそび、詩画に興じ、まったく往来のはかり難い兄のことですから……今日も....