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「琴歌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

琴歌の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
軽女」より 著者:上村松園
爾とうなずいた内蔵助の雄々しい態度。 かなしみの中にも、それを露わに言わないで琴歌にたくして、その別離の情と、壮行を祝う心とを内蔵助に送ったお軽こそ、わたくし....
古事記」より 著者:武田祐吉
になつている點に特色がある。 古事記は、古いところでは、萬葉集、土佐國風土記、琴歌譜等に、書名をあげて引用しており、先代舊事本紀には、書名はあげないが材料とし....
私本太平記」より 著者:吉川英治
す音階は、絃やら涙の音やら、彼女にもわからなかった。そのうごかない唇が歌う微かな琴歌も、嗚咽に似ていた。 飽かずして 別るる君が名残りをば のちのかたみに つつ....