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琴爪
「琴爪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
琴爪の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吉原新話」より 著者:泉鏡花
しい。紺地の素袍に、烏帽子を着けて、十三|絃に端然と直ると、松の姿に霞が懸って、
琴爪の千鳥が啼く。 「天井を御覧なさい、変なものが通ります。」 「厭ですね。」と....
「三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
筋を横目にみながら、おとなしく琴をひいて居りましたが、なんだか手の先がふるえて、
琴爪が糸に付きませんでした。奥様は照之助と差向いで、芝居のお話などをしていらっし....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
》にもあったのだ。父が時たまとりだして、安座《あぐら》をかいて、奏管《ろかん》(
琴爪)で琴につけた譜面の星を、ウロウロ探しあてて弾いていた。大かた九世団十郎時代....
「黄泉から」より 著者:久生十蘭
とつない結城の仕立おろしの足袋というすっきりしたようすでやってきて、おばあさまの
琴爪をちょうだいといった。 おばあさまの
琴爪というのは、琴古の名人だった光太郎....