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「琴糸〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

琴糸の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
に保の三女|乙女さんが生れた。三十四年には脩が吟月と号した。俳諧の師二世|桂の本琴糸女の授くる所の号である。山内|水木が一月二十六日に歿した。年四十九であった。....
なよたけ」より 著者:加藤道夫
のです! 間―― 竹取翁 おう、……それでは貴方だったのじゃな? なよたけの愛の琴糸をふるわせるまことの心を持った若者は貴方だったのじゃな?……そう云えば、なよ....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
い楽器で、立派なお座敷に似合うように思いましたのに、何という哀れな様子でしょう。琴糸は黄色なものと思っていましたのに、ひどく古びて灰色に見えますし、その音もさっ....