琴責[語句情報] » 琴責

「琴責〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

琴責の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
政談月の鏡」より 著者:三遊亭円朝
ので、お白洲に出るような姿ではない。前《ぜん》申し上げます通り阿古屋《あこや》の琴責《ことぜめ》の様な姿で簪《かんざし》を後光の様に差《さし》かざして居《い》る....
押絵の奇蹟」より 著者:夢野久作
芳流閣《ほうりゅうかく》の上で闘っておりますところで、今一つは阿古屋《あこや》の琴責《ことぜ》めの舞台面になっております。どちらも大きな硝子張りの額ぶちに入れて....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
だそればかりでなく、市村座の三月興行に左団次、家橘らの一座で、近藤重蔵と阿古屋の琴責を上演していたところが、その興行中に家橘が急病で死んだために、よんどころなく....
三の酉」より 著者:久保田万太郎
の火、寒いにせめてお茶一ぷく、それが高じて酒一つ…… ――何、それ? ――“琴責”の阿古屋がいうじゃァないか? ――ものしりね、あなた…… ――はぐらか....