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瑞枝
「瑞枝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
瑞枝の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
海東の山路、かなたこなた巡りましつつ、明けく治る御世の、今年はも十あまり三とせ、
瑞枝さす若葉の夏に、ももしきの大宮人の、人さはに御供つかへて、東の京をたたし、な....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
嫩かな若葉をつけた処も中々好い。ゆさ/\と嫩らかな食えそうな若葉をかぶった白樫の
瑞枝、杉は灰緑の海藻めいた新芽を簇立て、赤松は赭く黒松は白っぽい小蝋燭の様な心芽....