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瑞相
「瑞相〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
瑞相の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「闇夜の梅」より 著者:三遊亭円朝
ぐんで、あゝ有難いことだ、そういうお方が在《い》らっしゃるのはお前が奉公の出来る
瑞相《ずいそう》だから、何でもその方をしくじらないように為《し》なくっちゃア可《....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
プト学者の書を按ずるに、古エジプト人も古支那と同じく、竜蛇を兇物とばかり見ず善性
瑞相ありとした例も多く、神や王者が自分を蛇に比べて、讃頌したのもある。 さてフ....
「伸子」より 著者:宮本百合子
よって、起きぬけの額がすらりと晴れて見えると、伸子はその日一日、正しい心で暮せる
瑞相《ずいそう》のような喜びを感じた。何の工合か、陰翳が濃く現れていると、暫く陰....
「こども風土記」より 著者:柳田国男
のまじないとする風があって、それには外部からこういって来る者のあることを、一つの
瑞相として歓迎したのであった。ところが他の土地ではもうそのための職業団体ができた....