瑞鳳殿[語句情報] »
瑞鳳殿
「瑞鳳殿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
瑞鳳殿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
いう水滸伝式の渾名を付けないでも、偉いことはたしかに判っている。その偉い人の骨は
瑞鳳殿というのに斂められている。さきごろの出水に頽された広瀬川の堤を越えて、昼も....
「惜別」より 著者:太宰治
のふくれる思いで、学校のすぐ近くを流れている広瀬川の対岸、伊達家三代の霊廟のある
瑞鳳殿などにお参りして戦勝の祈願をしたものだ。上級生たちの大半の志望は軍医になっ....
「人身御供と人柱」より 著者:喜田貞吉
大名が殉死すればその家臣が殉死する。その殉死者にさらに殉死者がある。仙台に遊んで
瑞鳳殿に参拝し、かの伊達政宗の殉死者の墓標の並樹の如く列をなせるを見るものは、何....