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瑣談
「瑣談〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
瑣談の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
か否かを偵察せねばならぬ事などもあるので、総て省いた、蚊士と出版屋との間に於ける
瑣談は多くあるがいずれも俗界の常事、採録する程の事でもない、今後見聞した中に珍談....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
るは無論の事、その一字一句が層々《そうそう》連続すると首尾相応じ前後相照らして、
瑣談繊話《さだんせんわ》と思ってうっかりと読んでいたものが忽然《こつぜん》豹変《....
「科学と文学」より 著者:寺田寅彦
がそうである。日本人のものでは長岡博士の「田園|銷夏漫録」とか岡田博士の「測候|
瑣談」とか、藤原博士の「雲をつかむ話」や「気象と人生」や、最近に現われた大河内博....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
長三七四フィート、深さおよそ二フィートの巨馬像で、面積二エーカーほどあり。『北※
瑣談』二に東山に七月十六日の夜立つる大文字の火唐土にもなしと孔雀先生も書き置かれ....