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「璞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

璞の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
を天狗と呼ばず高様《たかさま》と言った。また支那で虎を李耳《りじ》と称う、晋の郭《かくはく》は〈虎物を食うに耳に値《あ》えばすなわち止《や》む、故に李耳と呼ぶ....
青年」より 著者:森鴎外
cule'〕である。この物は時が立っても消えない。消えないどころではない。次第にから玉が出来るように、記憶の中で浄められて、周囲から浮き上がって、光の強い、力....
十二支考」より 著者:南方熊楠
『広益俗説弁』その他に、この事、『稗海《はいかい》』に、晋の趙固の馬、病みしを郭《かくはく》の勧めにより猴と馴れしめて癒えたとあるに基づくといえど、『梅村載筆....
十二支考」より 著者:南方熊楠
説明がない。しかし完《かん》と※《かん》と同音故、※の字を※と書いたと見える。郭《かくはく》の『爾雅』註に猯と※を一物とす。李時珍は、猯は後世の猪※、※は後世....
十二支考」より 著者:南方熊楠
しかし『尹文子《いんぶんし》』に周人鼠のいまだ※《せき》(乾肉)とされないものを《はく》というとあるそうだから考えると、『徒然草』に名高い鰹同前、最初食用され....
自警録」より 著者:新渡戸稲造
びたび言うとおり僕は他山《たざん》の瓦礫《がれき》を捕《とら》え来たって、自国の玉《たま》に比してみずから快《かい》とするの愚《ぐ》なることを信ずるから、常に....
」より 著者:森鴎外
ようになっているきのうきょうに比べて見れば、爺いさんの記憶にあるお玉の姿は、まだのままであった。親が子を見ても、老人が若いものを見ても、美しいものは美しい。そ....
上野」より 著者:永井荷風
首篠池作なるものを載せている。其一に曰く「一臥茅堂篠水陰。長裾休曳此蕭森。連城抱多時泣。通邑伝書百歳心。向暮林烏無数黒。歴年江樹自然深。人情湖海空迢※。客迹天....
三国志」より 著者:吉川英治
が石に棲むのを見て、時の人が、石の心部を切って、楚国の文王に献じ、文王は、稀世の玉なりと、宝としていましたが、後、秦の始皇の二十六年に、良工を選んでみがかせ、....
山の人生」より 著者:柳田国男
を飲む席にまじって飲んだといった。これは六十何年前のことで、ともに宇井可道翁の『屋随筆』の中に載せられてあるという。 大正十五年二月の『国民新聞』に出ていた....