瓜田[語句情報] » 瓜田

「瓜田〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

瓜田の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
に疵をお付けなさる様なものでございます、貴方だッて男女七歳にして席を同ゅうせず、瓜田に履を容れず、李下に冠を正さず位の事は弁えておりましょう」 源「黙れ左様な無....
婦人と文学」より 著者:宮本百合子
りに、桃水との交際を断つための行動をしている。 「我李下の冠のいましめを思はず、瓜田に沓をいれたればこそ」「道のさまたげいと多からんに心せでは叶はぬ事よと思ひ定....
藪の鶯」より 著者:三宅花圃
いたが。 宮「それは決してあるまい。あっちが顔のいい上にあんなにはねッかえりで、瓜田李下《かでんりか》の嫌疑《けんぎ》なんぞにかまわないところへ。こっちがおかし....
三国志」より 著者:吉川英治
の子女としての教養は申し分なくあるが、天質の容姿は至って恵まれていなかった。 「瓜田の変屈子には、お似合いの花嫁さま――」 と、孔明を無能の青年としか見ていな....