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「瓠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

瓠の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「河口湖」より 著者:伊藤左千夫
どうも霧が深うなってめいりました」 高さ四、五｜丈も、周囲二町もあろうと見える瓠なりな小島の北岸へ舟をつけた。瓠の頭は東にむいている。そのでっぱなに巨大な松が....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
来なくなった。彼はそれから心持が悪くなって、一年あまりの後に病死した。 盤瓠 高辛氏の時代に、王宮にいる老婦人が久しく耳の疾にかかって医師の治療を受ける....
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
とくお供えを奉り、それから私たち三人の神の御魂を船のうえに祀ったうえ、まきの灰を瓠に入れ、また箸と盆とをたくさんこしらえてそれらのものを、みんな海の上に散らし浮....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
蔵人と吉備中国《きびのなかつくに》の人が、河伯《かわのかみ》また大※《みづち》に瓠《ひさご》を沈めよと註文せしに沈め得ず、由ってその偽神なるを知り、また斬り殺し....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
朝躋鶴巓夕雲開（朝《あした》に鶴巓《かくてん》を躋《こ》え夕《ゆふべ》に雲開く）瓠壺之腹縦摸筆（瓠壺《ここ》の腹に縦《ほしいまま》に筆を摸《さぐ》り） 収拾五十....
「古事記」より 著者:太安万侶
く》を奉り、わたしの御魂《みたま》を御船《みふね》の上にお祭り申し上げ、木の灰を瓠《ひさご》に入れ、また箸《はし》と皿とを澤山に作つて、悉く大海に散《ち》らし浮....