甘糟[語句情報] »
甘糟
「甘糟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
甘糟の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「「いき」の構造」より 著者:九鬼周造
対立者としては「甘味」を考えても差支ないと信ずる。渋茶、甘茶、渋糟《しぶかす》、
甘糟、渋皮、甘皮などの反対語の存在も、この対立関係を裏書する。しからば、これらの....
「神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
振り、それでようやく手に入れたそうな」 「ははあ、お前様のご家来がな」 「うん、
甘糟備後がな」 「私は自身手に入れました」卜伝はグッと眼を据えたが、 「一刀に斬....
「法然行伝」より 著者:中里介山
えて行ったという奇瑞がある。 二十六 武蔵国の御家人|猪俣党《いのまたとう》に
甘糟太郎忠綱《あまかすのたろうただつな》という侍は深く法然に帰依した念仏の行者で....