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甘葛
「甘葛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
を供物にささげてそれへ額ずいていた。それは為定の家で茶菓子に出た粉熟であったが、
甘葛と餅で作った美しい五色の菓子は、彼がまだ手を合せているうちから、そこらにいた....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ものは――まだ砂糖などということばもないが――砂糖代りの上菓子に用いられ、蜂蜜や
甘葛などより、はるか貴重な食品となる。 「久子」 正成は、庭でよんだ。 庭は....