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生干し
「生干し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
生干しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「塩花」より 著者:豊島与志雄
機会を得た。 党からの一寸した挨拶を口実に、波多野未亡人を訪問すると、乾燥芋の
生干しが茶菓子の代りに出た。 「素人作りですけれど、たいそう甘いんですよ。ちょい....
「増長天王」より 著者:吉川英治
久米一の邸の側の日向りに、まだ火も釉薬もかけぬ素泥の皿、向付、香炉、観音像などが
生干しになって乾し並べてあるそれだ。 しかし、これとて、その釉薬、築窯、火法、....