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生悪
「生悪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
生悪の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「雑記(Ⅰ)」より 著者:寺田寅彦
ると、年中怠けてばかりいる学生が、一年に一日「勉強デー」を設けるのや、あるいは平
生悪い事ばかりしている男が、稀に「善行デー」を設けるのと同じような事で、それも一....
「天狗の鼻」より 著者:豊島与志雄
も、何か素晴らしいものをもらって、許してやった方がましです。その上、天狗はもう一
生悪いことをしないと言ってるのです。 「それでは許してやってもよい」と爺さんは言....
「夜光虫」より 著者:織田作之助
世話だ」 「いや、世話を焼きたいよ。君たちのように若い青年が、刺青をしたまま、一
生悪事を働いて暮すのかと、思うと黙って放って置けない」 「ふーん。黙って放って置....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
、わが子に手を合せて、改心を迫ったな。だのに孫兵衛、そちは邪悪の権化のように、一
生悪事はやめられぬと答えた」 「当りめえだ、死んでゆくお袋に嘘がいえるか」 「そ....