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生所
「生所〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
生所の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
リントの産、同郷人ベレロスを殺してベレロフォン(ベレロス殺し)と呼ばる。その事で
生所を立ち退きチーリンスのプレツスに寄るうち、プの妻アンテアその若くて美なるに惚....
「マダム貞奴」より 著者:長谷川時雨
碑のことでも楯《たて》を突きあっているのはあまり狭量ではあるまいか。かつて女優養
生所に入所した、作家田村俊子さんは、貞奴を評して、子供っぽい可愛らしい、殊勝らし....
「自警録」より 著者:新渡戸稲造
うことを含んでいるであろう。しからばすなわち白居易《はくきょい》の詩に、 「|平
生所厚者《へいぜいあつうするところのもの》 |昨夜夢見之《さくやゆめにこれをみる....
「土から手が」より 著者:牧逸馬
いる貧民相手の小さな医者か。企業的な大規模の病院か。下町の診療所か。施療院か。養
生所《サニテリアム》か。 ガフ刑事が、顔を上げた。 「私に鳥渡考えがあるんです....