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生老病死
「生老病死〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
生老病死の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「惜みなく愛は奪う」より 著者:有島武郎
その長い廻り道を短くするには、自分の生活に対する不満を本当に感ずる外にはない。
生老病死の諸苦、性格の欠陥、あらゆる失敗、それを十分に噛みしめて見ればそれでいい....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
い。――処でこの観念論は云わば全くの小乗宗教に帰着する。問題は肉体なのだ。だから
生老病死が一切の問題なのである。で、仏教復興や各種の邪教(?)や民間治療、それか....
「親鸞」より 著者:三木清
い。すべては生成し消滅し変化する。かくして我々の頼みとすべき何物もないのである。
生老病死は無常なる人生における現実である。かかる無常の体験が釈迦の出世間の動機で....
「孔子」より 著者:和辻哲郎
い。そうやって考証を進めて行くと、釈迦が王子であったということも、出門遊観の際に
生老病死を覚ったということも、父王が王子の出家を恐れて妓女を付して昼夜歓楽に耽ら....