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産道
「産道〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
産道の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「屍体と民俗」より 著者:中山太郎
合には、胎児を妊婦と背中合せにして埋葬したと云うことである。妊婦の腹を割くことは
産道が活力を失い、ここから引き出すことが出来ぬからだと聞いている。そして、こうし....
「ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
はちょうどそのとき往診に出て留守だった。陣痛が強くなって破水が起こり、胎児の頭は
産道にのぞいたが、それっきりひっかかってしまったのである。母はそう小柄な体でもな....