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「産霊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

産霊の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
ゃる神さまが、天の上の高天原というところへお生まれになりました。そのつぎには高皇産霊神、神産霊神のお二方がお生まれになりました。 そのときには、天も地もまだし....
旅愁」より 著者:横光利一
たギリシアのかつての滅亡の因が、その寺院の中にも生い繁っていたのである。むすび(産霊)の零のない数学の藪のように――。 昼近くなって千鶴子と槙三が、まだ幹の湿....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
万国のしるし、取りも直さず富士のお山は、天御中主神《あめのみなかぬしのかみ》、高産霊神《たかみむすびのかみ》、神産霊神《かみむすびのかみ》の御三体の神様の分魂《....
「日本民族」とは何ぞや」より 著者:喜田貞吉
はその皇室から分派し出でたものの後裔だと、自負しているものである。「我も亦|高皇産霊の裔なれば、其の中程はとにもかくにも」の歌は、遺憾なく我ら国民の祖先に関する....
山の人生」より 著者:柳田国男
代巻」出雲の条に、「吾は是れ国つ神、号は脚摩乳、我妻号は手摩乳云々」。また「高皇産霊神は大物主神に向ひ、汝若し国つ神を以て妻とせば、吾は猶汝|疎き心|有りとおも....