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田舎饅頭
「田舎饅頭〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
田舎饅頭の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「門」より 著者:夏目漱石
、一口もものを云わずに退《さ》がった。木皿の上には護謨毬《ゴムまり》ほどな大きな
田舎饅頭《いなかまんじゅう》が一つ載《の》せてあった。それに普通の倍以上もあろう....
「政談十二社」より 著者:泉鏡花
の名物でございます。」 十一 「在り来りの皮は、麁末な麦の香のする
田舎饅頭なんですが、その餡の工合がまた格別、何とも申されません旨さ加減、それに幾....
「雁」より 著者:森鴎外
に、ふらふらと無縁坂の家の所まで往って見たくなる。いつか藤村へ、子供の一番好きな
田舎饅頭を買いに往った時、したて物の師匠の内の隣と云うのはこの家だなと思って、見....