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「甲羅が〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

甲羅がの前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三浦老人昔話」より 著者:岡本綺堂
との縁は離れない。とりわけて裸稼業の駕籠屋の背中に刺青がないと云うのは、亀の子に甲羅が無いのと同じようなもので、先ず通用にはならぬと云っても好いくらいです。いく....
大阪夏之陣」より 著者:菊池寛
ろいろ難しい名の巨獣類は、みんな武器たる爪や甲羅のために、亡んでいる。それは爪や甲羅が大きくなりすぎて、運動が敏活を欠くためである。 秀頼も、秀頼を取り巻く連....
現代忍術伝」より 著者:坂口安吾
うものには、没落階級はつきもので、変化に応じて身を変えられる、青年の天下であり、甲羅ができて身を変えられぬ老人共はクリゴトを述べるばかりで、ウダツがあがらぬ習い....
すっぽん」より 著者:佐藤垢石
に味は半減するのである。 そして、包丁を甲羅のまわりの柔らかい縁に丸く回すと、甲羅がぽっくりと取れる。内臓が、そっくりそのまま腹の甲にのって露れる。そこで第一....
艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
来た。 ふと何かを見つけた蟹は、慌てて芝土に力足を踏みしめ、黒みがかった緑色の甲羅がそっくりかえるばかりに、二つの真赤な大鋏を頭の上に振りかざしている。 怒....
女客一週間」より 著者:豊島与志雄
一人ぼっちだという様子だ。而も元気に一人ぼっちなのだ。彼女の前には、大きな※玳の甲羅が壁にかかって、美しい色艶を見せていた。 「これ、鼈甲がめでしょう。」 「う....
文学以前」より 著者:豊島与志雄
いし亀とくさ亀とが十匹ばかりいるきりである。そのいし亀とくさ亀にしても、初めは、甲羅が美しく均勢のとれたものを吟味して集めたのだが、長く飼養しているうちに、徐々....
椰子蟹」より 著者:宮原晃一郎
は分りませんでした。 「何だか甲羅《こうら》の中で身が縮んでしまう。妙に熱くて、甲羅がピリピリ痛い。」と、蟹は思いました。熱いくるしみだけより知らない蟹には、寒....