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甲羅干し
「甲羅干し〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
甲羅干しの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「南地心中」より 著者:泉鏡花
ざらめく蒼味がかった手を、ト板の縁へ突張って、水から半分ぬい、と出た。 「大将、
甲羅干しに板へ出る気だ。それ乗ります。」 と男衆の云った時、爪が外れて、ストン....
「二十三番地」より 著者:宮本百合子
月の或る日、裏の主婦が、海水浴をする時用う様な水着一枚で、あけ放った座敷の真中に
甲羅干しの亀の子の様に子供達とゾックリ背中を並べてねて居たのなどを見て来ると、弟....