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「申子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

申子の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
が出てござらっしゃって、左の手で母親の腹ア緊縛って、せつないと思って眼え覚めた、申子でゞもありますかえ、それから母親がおっ妊んで、だん/″\腹が大くなって、当る....
雪たたき」より 著者:幸田露伴
筋骨を強くし、おのが身を大きくしようとする。其段になればやはり闘だ。如何に愛宕の申子なればとて、飯綱愛宕の魔法を修行し、女人禁制の苦を甘ない、経陀羅尼を誦して、....
霊界通信 小桜姫物語」より 著者:浅野和三郎
神様にお願いして、その御計らいで首尾よく妊娠させて戴きましたが、これがつまり神の申子と申すものでございましょう。只その詳しい手続きは私にもよく判りかねますので…....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
う風に行けば誠に好都合なのですが、私の目玉の代用品は今のところどちらもミュウズの申子だから、時々創作的情熱という病気にかかって代用品の方を廃業するので、これもや....
飛騨の怪談」より 著者:岡本綺堂
まで縁遠いに就ても、山里には有勝の種々の想像説が伝えられた。其中でも、彼女は蛇の申子で、背中に三つの鱗が有るということが、一般の人々に最も多く信ぜられていた。 ....