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「申楽〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

申楽の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
正義と微笑」より 著者:太宰治
の「演出者ノオト」だの、それから兄さんが貸してくれた「花伝書」。「役者論語」。「申楽談義」。まずざっと二十冊ちかい之等の参考書を九日までに一とおり読んでみるつも....
もの思う葦」より 著者:太宰治
失するなり。先すぐれたるびなん(美男)は知らず、よき程の人も、ひためん(直面)の申楽は、年よりては見えぬ物なり。さるほどに此一方は欠けたり。この比よりは、さのみ....
俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
道等に関する雑書も俳諧の研究には必要であると思う。たとえば世阿弥の「花伝書」や「申楽談義」などを見てもずいぶんおもしろいいろいろのものが発見さるるようである。日....
私本太平記」より 著者:吉川英治
「オ、それも申さいでおりましたか。……イヤどうも失礼をいたしました。てまえは、申楽師と申しましても、しがない大道芸人にひとしい、杉ノ本の雨露次と申すものでござ....
俗法師考」より 著者:喜田貞吉
、夙の者の祖|弓削浄人が、散楽俳優をなして春日神に父の白癩平癒を祈った。これが「申楽翁三番叟」の起原であるといっている。これを夙というのは、毎日つとに起きて市中....