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男っ振り
「男っ振り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
男っ振りの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
です。 前にも申す通り、二代目の甚五郎、年も若く腕も未熟ですが、小粋な柄行きで
男っ振りも悪くない。岡っ引なんていうものは、とかくいやな眼付きをして、なんだかぎ....
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
」 「どっちも若けえ奴で……。一人の野郎は二十二三で色の小白い、まんざらでもねえ
男っ振りです。もう一人もおなじ年頃の、片方よりは背の高い、これもあんまり安っぽく....
「丹下左膳」より 著者:林不忘
ごし》です。伊賀の暴れン坊、女にさわがれるのも無理はない。じつに、見せたいような
男っ振りでした。
丹波の一味はあっけにとられ、刀をさげて、遠巻きに立って眺める....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
そら、義侠心って奴だ」
「体のいいこと云いなさんな」
「手前、何んでえ、小太郎の
男っ振りに惚れやがって――」
「小娘じゃあないよ」
「何を。昨夜も、手前、あの人....