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男宮
「男宮〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
男宮の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「怪談牡丹灯籠」より 著者:三遊亭円朝
なりましたものですから、此のお國にお手がつき、お妾となりました所、隣家の旗下の次
男宮野邊源次郎と不義を働き、内々主人を殺そうと謀みましたが、主人は素より手者の事....
「源氏物語」より 著者:紫式部
して、多くの祈祷が神仏にささげられていたのであるが、たいした苦しみもなく、しかも
男宮をお生みしたのであったから、この上の幸福もないようで院のお心も落ち着いた。こ....
「源氏物語」より 著者:紫式部
興味を覚えてもどってきた。女御も実家にいた。今度のお産でお生まれになったのもまた
男宮であった。次々に皆かわいい宮様を夫人はお世話することに生きがいを覚えていた。....
「源氏物語」より 著者:紫式部
なりあそばされたことも、かねて思いがけぬことであった中にも、はじめてお得になった
男宮をことさら院の御珍重あそばすようになったことで、女一の宮の母女御も、こんなに....