男竹[語句情報] » 男竹

「男竹〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

男竹の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
東海道五十三次」より 著者:岡本かの子
医者の名さ。それを芭蕉が使って吟じたのだな。確か芭蕉だと思った」 「では私たちは男竹斎に女竹斎ですか」 「まあ、そんなところだろう」 私たちの結婚も昂揚時代と....
想い出」より 著者:佐藤垢石
量が手にこたえるほどの調子で先穂の硬い、二、三十年も使い古したと思われるような、男竹の延べ竿であった。 『竿に、手をかけちゃいけない!』 老人は、咽から絞り出....
日本の伝説」より 著者:柳田国男
けになったところが、お馬の脚が藤の蔓にからまって、馬がつまずいたので落馬なされ、男竹でお目を突いてお痛みははげしかった。それ故に今にこの社の神には眼の病を祈り、....