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「男踏歌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

男踏歌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
苦心をした結晶であったから、自作を紙に書いておいた。 元三日が過ぎてまた今年は男踏歌《おとことうか》であちらこちらと若い公達《きんだち》が歌舞をしてまわる騒ぎ....
源氏物語」より 著者:紫式部
持ってくれることに、それらの人々は慰められて年月を送っていた。 今年の正月には男踏歌があった。御所からすぐに朱雀院へ行ってその次に六条院へ舞い手はまわって来た....
源氏物語」より 著者:紫式部
ことに賛成すると言い出したので、春になっていよいよ尚侍の出仕のことが実現された。男踏歌があったので、それを機会として玉鬘は御所へ参ったのである。すべての儀式が派....
源氏物語」より 著者:紫式部
手のだれであるかを音に知って、その夜の追想が引き出されもした。 翌年の正月には男踏歌があった。殿上の若い役人の中で音楽のたしなみのある人は多かったが、その中で....