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画報
「画報〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
画報の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「疑惑」より 著者:芥川竜之介
がんじべついん》の裏手にある本屋の店先を覗いて見ますと、その頃評判の高かった風俗
画報と申す雑誌が五六冊、夜窓鬼談《やそうきだん》や月耕漫画《げっこうまんが》など....
「奇怪な再会」より 著者:芥川竜之介
い?」
その日は一日店へも行かず、妾宅にごろごろしていた牧野《まきの》は、風俗
画報《ふうぞくがほう》を拡げながら、不審そうに彼女へ声をかけた。
「ちょいと行く....
「本州横断 癇癪徒歩旅行」より 著者:押川春浪
こすぎみせい》子、髯《ひげ》の早大応援将軍|吉岡信敬《よしおかしんけい》子、日曜
画報写真技師|木川専介《きがわせんすけ》子、本紙記者|井沢衣水《いさわいすい》子....
「青春の逆説」より 著者:織田作之助
するのは癪だとふと思ったから、門からひきかえして近所の五銭喫茶店へはいって、演芸
画報を見たり、新聞の就職案内欄を写したりして時間を潰し、きっちり午前九時に、受付....
「綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
家でも避難の準備に取りかかろうとはしなかった。 最後の見舞に来てくれたのは演芸
画報社の市村君で、その住居は土手三番町であるが、火先がほかへそれたので幸いに難を....
「唄立山心中一曲」より 著者:泉鏡花
に、まさしく間違うまい、これに就いた事実があって、私は、不束ながら、はじめ、淑女
画報に、「革鞄の怪。」後に「片袖。」と改題して、小集の中に編んだ一篇を草した事が....
「『地球盗難』の作者の言葉」より 著者:海野十三
実をいえば、これを書いたのは昭和二年のはじめであって、書いた動機は、その頃「科学
画報」に科学小説の懸賞募集があったので、それに応じたというわけであった。そのとき....
「人造物語」より 著者:海野十三
が居て、有線電話式にロボットの代りにきいたり、喋ったりしていたのである。僕が科学
画報の宮里さんに連れられて初日の四時頃行ったときには、ロボット先生出てこなかった....
「文学的饒舌」より 著者:織田作之助
えるだけだ。僕は自分の文学にうぬぼれているわけではないが、しかし、「世相」や婦人
画報の「夜の構図」などの作品が、もし僕以外の作家によって書かれたとしたら、誰も「....
「役者の一生」より 著者:折口信夫
花氏夫人は今の源之助の継母かに当る人であるから、よい書物の筈である。此には「演芸
画報」に載った源之助晩年の芸談なる「青岳夜話」を其儘載せてある。これには又、彼の....
「ドーヴィル物語」より 著者:岡本かの子
外に三四人の黒ン坊が、凭れて眠って居る様子だ。 小田島は近頃、巴里で読んだ巴里
画報の記事を思い出した。カプユルタンのマハラニがドーヴィル大懸賞の競馬見物に乗っ....
「小坂部伝説」より 著者:岡本綺堂
しらべが始まるだろうと思われるから、ちょっと申し上げておく。(大正一四・二・演芸
画報) (昭和三十一年二月、青蛙房刊『綺堂劇談』所収「甲字楼夜話」より)....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
まったのであるから、今後の研究者は筋書に拠るか、あるいは『歌舞伎新報』とか『演芸
画報』とか『歌舞伎』とかいうような劇専門の雑誌によるのほかはあるまい。それにつけ....
「火に追われて」より 著者:岡本綺堂
家でも避難の準備に取りかかろうとはしなかった。 最後の見舞に来てくれたのは演芸
画報社の市村君で、その住居は土手三番町であるが、火先がほかへ外れたので幸いに難を....
「明治演劇年表」より 著者:岡本綺堂
○十二月十二日、市川左団次、演劇研究のために欧米旅行の途にのぼる。 ○一月、演芸
画報社より『演芸
画報』第一号を発刊。 ○一月二十日、角藤定憲、大阪に死す、四十一....