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画賛
「画賛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
画賛の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東山時代における一縉紳の生活」より 著者:原勝郎
た書の種類は一様ではなく、『源氏』を始めとして長編の物語類、歌集類、諸種の絵詞、
画賛画幅、色紙、扇面等で、中にも色紙と扇面との最も多かったのは当然のことだ。しか....
「江戸芸術論」より 著者:永井荷風
板せられたり。しかしてこれらの絵本はいづれも当時著名の狂歌師の吟咏《ぎんえい》を
画賛となせり。狂歌集『狂月望《きょうげつぼう》』及『銀世界《ぎんせかい》』に挿《....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
の世の将来に、安からぬ予感をいだかせていたには違いない。亀ヶ谷寿福寺の一禅僧が、
画賛の詩に、 肥狗ハ天ニ傲ツテ吼エ 痩人ハ地ニ黙シテ哭ス と書いたことが、高時....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
けの興味をもって、貧しい壁間に見ているだけだが、以上諸説を綜合して、ここにこの一
画賛の成った機縁を一応認め、妙心寺の大宗愚堂国師と、一剣の道者武蔵とのあいだに、....