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画院
「画院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
画院の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「平和運動と文学者」より 著者:宮本百合子
警視庁の特高課長であり、その次は警視総監になり、次は内務大臣になって、それから企
画院に入った人です。その間に日本の私達人民の自由と文化とは、どういう目にあったで....
「艸木虫魚」より 著者:薄田泣菫
森をさがしても、ねっから見つかりそうには思われない。 むかし、宋の徽宗皇帝が、
画院の画工たちに孔雀が丘に上ろうとする様を描かせたことがあった。画は出来上って上....
「ファシズムは生きている」より 著者:宮本百合子
した。それから人民抑圧の手柄によって、警視総監となり、内務大臣となり、さいごに企
画院にゆきました。彼の出世の一段階ごとに治安維持法の血がこくしたたっています。小....
「調査機関」より 著者:中井正一
れら民間の諸調査機関の優秀なスタッフが一挙に大きな力を発揮したのは、戦時中に「企
画院」(はじめは「内閣調査局」)が設立されたときである。戦時中の大調査機関として....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
く日本に招来したものは、いうまでもなく、五山の禅僧たちであって、馬遠、夏珪の宣和
画院系の墨画あたりから、梁楷、因陀羅、牧谿などの画品を携え帰って、これがやがて東....
「一九三七年を送る日本」より 著者:戸坂潤
時資金調達法の如き)や税制の強化は云うまでもなく、資源局と企画庁との合同による企
画院の設立、大本営設置の実現などの現象が、続々と現われた。大本営案については、全....