畏む[語句情報] » 畏む

「畏む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

畏むの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
人生における離合について」より 著者:倉田百三
叢雲が待ちかまえているのは避けられないことを知る以上、対人関係はつつましく運命を畏む心で行なわれねばならないのであって、かりそめな軽忽な態度であってはならない。....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
当額の土地でもいい――ともかく今すぐ返してくれというのである。悲愴な文句で仰せを畏む旨を答えた彼の手紙がある。「いまや女王陛下には、臣に下しおかれたる恩寵を御後....
私本太平記」より 著者:吉川英治
ならば、とかくの不評判もあり、巷では、 夜ごと夜ごとの忍び輿 執事の殿の宮めぐり畏む御幣ふとやかに 手向けを受けぬ神もなし と、彼の女通いが、童謡にまで歌われ....