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「畔田翠山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

畔田翠山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
あってもその目は節穴同然で、誰もその非を唱えたものはなかったが、しかし一人紀州の畔田翠山《くろだすいざん》は偉い学者で、このツヅラフジをよく正解しこれを彼の著『....
カキツバタ一家言」より 著者:牧野富太郎
藤※春が『渓蛮叢笑』に載っている燕子花は藤生でカキツバタには合わぬと喝破し、また畔田翠山もかれの『古名録』で同様な意見を述べ、ともにカキツバタを燕子花とする説を....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
、むしろ不思議なくらいに私には感じられた。これが日本の植物学の進歩なのであろう。畔田翠山の『古名録』というような、最も綿密な本草書を見ても、まだその中に掲げてな....