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留主
「留主〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
留主の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
々ちま/\としてえて、堅え気性でござえますから、冗談は云えましねえよ、旦那様がお
留主の時などは、とっともう苦え顔をして居なせえまして、うっかり冗談も云えませんよ....
「春昼」より 著者:泉鏡花
、その池のまわりには些ともおりません。邸にはこの頃じゃ、その魅するような御新姐も
留主なり、穴はすかすかと真黒に、足許に蜂の巣になっておりましても、蟹の住居、落ち....
「関牧塲創業記事」より 著者:関寛
或は雪を踏んで一日二回は習慣たる冷水灌漑を実行し止まざるはうれし。又一は入営兵の
留主中たるも、先ず牧塲の無事に維持あるを謝すると、尚本年は無事に経過あらん事を祈....
「中津留別の書」より 著者:福沢諭吉
、他日諸君の考案にのこすのみ。 明治三年|庚午《かのえうま》一一月二七夜、中津|
留主居町《るすいまち》の旧宅敗窓の下に記す 福沢諭吉....