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留山
「留山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
は五木という。そういう樹木の生長する森林の方はことに山も深い。この地方には巣山、
留山、明山の区別があって、巣山と
留山とは絶対に村民の立ち入ることを許されない森林....
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
とに御停止と申すことはない。もっとも、海辺に殺生禁断の場処があるように、山中にも
留山というものは立て置かれてある。しかし、それ以外の明山にも、この山中には御停止....
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
の屋根が、点々と見えるに過ぎない。 遠いむかし、この辺りは、麻生う里とも、麻布
留山とも称ばれ、とにかく麻の産地であったそうだ。――天慶年中、平将門が、関八州に....