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留立て
「留立て〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
。白骨の温泉はよく人を活かすべく、また人を殺すべしと言った弁信法師は、あれ以来、
留立てをせず、この一行の駕籠《かご》の出立する時も、見えない眼で見送りをし、無事....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
つもりか、拙者が覚悟をきめて、尋常に死にくたばろうとするのを見て、いまさら貴様が
留立てをしようとするのは奇怪だ、留めるなら留めるだけの意義と理由を以て留めろ」 ....