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「留連〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

留連の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
神州纐纈城」より 著者:国枝史郎
から鼻唄をうたい出した。鼻唄と云っても漢詩である。 春去夏来新樹辺、緑陰深処此留連、尋常性癖耽 その時一人の旅人が――武者修行風の若い武士が、麓の方からやっ....
元八まん」より 著者:永井荷風
わたくしはこの辺の地理には明《あかる》くない。三十幾年のむかし、洲崎の遊里に留連《りゅうれん》したころ、大門前《おおもんまえ》から堀割に沿うて東の方《かた》....