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「略号〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

略号の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
南路」より 著者:宮本百合子
めに割かれることになった。 金を送り、Acanthus, Tokyo. という略号で、故国の家へ帰朝を知らせる電報を打った。 これは、父が、自分と一緒にこち....
暗黒公使」より 著者:夢野久作
個人的の発信者の署名とは思われませぬ。私の考えに依りますと、これは何等かの三字の略号を有する団体のサインを、更に暗号化した代え文字と思われるのであります。 …....
踊る地平線」より 著者:谷譲次
いに注意し合って、ムッソリニという名を口にしないようにしています。銘々それに代る略号を発明して、用を達すのです。で、私達もこれ以上この色彩的な話題を進めて行こう....
暗号数字」より 著者:海野十三
を記した名刺を手渡した。そこは普通の民家を装ってあるが、長距離電話もあれば、電信略号もあり、振替番号まで詳細に記載してあった。 帆村荘六は、この木村事務官との....