略綬[語句情報] » 略綬

「略綬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

略綬の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
暗黒公使」より 著者:夢野久作
したハドルスキー……紛う方ない樫尾初蔵氏の堂々たる陸軍大尉の制服姿で、胸に帯びた略綬の中には功四級のそれさえ見える。それからもう一人は白狐の外套に、黒|貂の露西....
青年」より 著者:森鴎外
を着た、まだ三十位の男を促して、一しょに席を立たせた。只大臣の服には、控鈕の孔に略綬が挿んである。その男のにはそれが無い。後に聞けば、高縄の侯爵家の家扶が名代に....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
持たなかった。そして外出する時にはいつも、レジオン・ドンヌール勲章のオフィシエの略綬《りゃくじゅ》をそれにつけていた。検察官は彼に「該勲章の不法|佩用《はいよう....