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「異を〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

異をの前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
田端日記」より 著者:芥川竜之介
ろから、赤木があれは琴だと道破した。僕は琴にしたくなかったから、いや二絃琴だよと異を樹てた。しばらくは琴だ二絃琴だと云って、喧嘩していたが、その中に楽器の音がぴ....
色盲検査表の話」より 著者:石原忍
と色神異常者と異った文字を読む表ができます。つまり健康者と色神異常者との色覚の差異を研究して迷彩を適当に応用したことになるのであります。 石原式欧文色盲検査表....
最終戦争論」より 著者:石原莞爾
文明の性格は気候風土の影響を受けることが極めて大きく、東西よりも南北に大きな差異を生ずる。われら北種は東西を通じて、おしなべて朝日を礼拝するのに、炎熱に苦しめ....
木の子説法」より 著者:泉鏡花
先を急ぐ。……狂言はただあら筋を言おう。舞台には茸の数が十三出る。が、実はこの怪異を祈伏せようと、三山の法力を用い、秘密の印を結んで、いら高の数珠を揉めば揉むほ....
伯爵の釵」より 著者:泉鏡花
にならなければ、舞台に馴れた女優だけに幕が切れない。紫玉は、しかし、目前鯉魚の神異を見た、怪しき僧の暗示と讖言を信じたのであるから、今にも一片の雲は法衣の袖のよ....
著作権の問題」より 著者:伊丹万作
れは一々こまかい例をあげて説明するまでもなく、ただ漠然と出版事業と映画事業との差異を考えてみただけでもおよその見当はつくはずである。そればかりではない。映画が芸....
砂書きの老人」より 著者:上村松園
のなかからつぎつぎと生命あるもののごとく形造られてゆく。 私ども鼻たれはこの驚異を前にそれこそ呆然と突ったって見惚れてしまっている。 花がびっくりするように....
昔のことなど」より 著者:上村松園
ばかり育ってるような絵より顧みられない雰囲気の中でそういう絵を見たのですから、驚異を感ぜられたわけです。あまり感激したものですから、恐る恐る「写さして頂けません....
宇宙戦隊」より 著者:海野十三
雲を見たのである。けっして見まちがいではないのだ。うち重なる成層圏の怪異。この怪異をとく鍵はどこにあるのか。 彗星一号艇を包んでしまったあやしい形の雲、あの雲....
怪星ガン」より 著者:海野十三
ておいて、そのきれいな頭でもって、われわれの目のまえに次々にあらわれる大宇宙の驚異をながめる必要がある。そうでないと、その驚異の正体を、はっきり解くことができな....
灯台鬼」より 著者:大阪圭吉
しても汐巻沖で坐礁大破した一貨物船が、数十分にわたる救難信号の中で、汐巻灯台の怪異を繰り返し繰り返し報告しながらそのまま消息を断ってしまったという事件が起き上っ....
男女関係について」より 著者:大杉栄
に対する心持と、君に対する心持との間に、単にこの地位の上からのみでも、よほどの差異を持っていた。さきに僕が、君の他の女に対する心持の進みかたと、他の女の君に対す....
食魔」より 著者:岡本かの子
、本能の浅間しさと共に本能の深さを感じ、檜垣の主人は鼈四郎の肉体に対して嫉妬と驚異を感じた。二人は心秘かに「あいつ偉い奴じゃ」と互いに舌を巻いた。 起伏表裏が....
富士」より 著者:岡本かの子
。一体、人というものは懶《なま》けもので、小楽《こらく》をしたがる性分である。驚異を与えないでは動かない。この島山に住む人は、山のわたくし同様、驚異でいのちに傷....
池袋の怪」より 著者:岡本綺堂
安心したが、何ぞ測らん右の蛙がそもそも不思議の発端で、それからこの邸内に種々の怪異を見る事となった。ある日の夕ぐれ、突然にドドンと凄じい音がして、俄に家がグラグ....