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異体同心
「異体同心〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
異体同心の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
しょにいるに充分なるだけ個性が合わなければならないだろう。昔しなら文句はないさ、
異体同心とか云って、目には夫婦二人に見えるが、内実は一人前《いちにんまえ》なんだ....
「婦系図」より 著者:泉鏡花
、貴郎の令夫人にして私が追出される方がいっそ増だ、とまで極端に排斥する。 この
異体同心の無二の味方を得て、主税も何となく頼母しかったが、さて風はどこを吹いてい....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
でしまった方が楽なのか、わからねえな」 生死のことを考えると、どうしても米友は
異体同心の昔の友を思わずにはおられません。昔の友というのは、間《あい》の山《やま....