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「異趣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

異趣の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幽霊塔」より 著者:黒岩涙香
其の宝を取り出す為の鍵であろう、アア此の人や、生前に其の宝を隠さんが為に、斯様な異趣異様の塔を立て、自ら其の底に死し、猶足らずして、白骨と為って後までも宝庫の鍵....
創作家の態度」より 著者:夏目漱石
りませんが――同趣味のものと、接触するために、涵養《かんよう》を受けるので、また異趣味のものに逢着《ほうちゃく》するために啓発されるので、また高い趣味に引きつけ....
河明り」より 著者:岡本かの子
が銭に使うという中央に穴のある石が筑波井風に置いてあった。 庭も茶室もまだこの異趣の材料を使いこなせないところがあって、鄙俗の調子を帯びていた。 袴をつけた....