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「畳触り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

畳触りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
吉原新話」より 著者:泉鏡花
」 と背後からお才を呼んで、前垂の端はきりりとしながら、褄の媚めく白い素足で、畳触りを、ちと荒く、ふいと座を起ったものである。 待遇に二つ三つ、続けて話掛け....
」より 著者:徳田秋声
。じめじめした秋の雨が長く続いて、崖際の茶の室や、玄関わきの長四畳のべとべとする畳触りが、いかにも辛気くさかった。そんな雨を潜りながら赤子を負って裏木戸から崖下....