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疎んじ
「疎んじ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
疎んじの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「青年」より 著者:森鴎外
上のものにばかり交るのを喜んでいる自分が、ふいとこの青年に逢ってから、余所の交を
疎んじて、ここへばかり来る。不断講釈めいた談話を尤も嫌って、そう云う談話の聞き手....
「照葉狂言」より 著者:泉鏡花
花片の形したる、石の面に、艶子之墓と彫りたるなり。 貴き家に生れし姫の、継母に
疎んじられて、家をば追われつ。このあたりに隠れすみて里の子に手習教えていたまいし....
「椿の花の赤」より 著者:豊島与志雄
別所は其後一ヶ月ほどして、出版書肆の方もやめ、野田沢子とも別れ、李をもへんに
疎んじて、荷物をまとめて郷里山口県の田舎へ帰ってしまった。 李は私に云った――....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
れしいというよりは、もどかしい気がした。彼は、お芳がほんとうに俊三を愛して自分を
疎んじているのか、それとも、単にお祖母さんの手前そんなふうにみせかけているのか、....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
れわれ下《しも》の人たちは。みたこともないことばかりですから。疎《うと》いことは
疎んじたり賤《いや》しんだりするもので。チョイとめずらしいことがあると。尾に尾を....
「二葉亭追録」より 著者:内田魯庵
るほどな難かしいものではない。ところが日本では昔から法科万能で、実務上には学者を
疎んじ読書人を軽侮し、議論をしたり文章を書いたり読書に親んだりするとさも働きのな....