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疑問符
「疑問符〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
疑問符の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「省線電車の射撃手」より 著者:海野十三
、赤星龍子が――」 総監から注意のあったばかりの女が殺された。警部自身が大きい
疑問符を五分ほど前にふったその女が殺されたのだった。警部は車中へ入ってみた。 「....
「空襲葬送曲」より 著者:海野十三
まや順序を捨て、予測を裏切り、いずれが進むか退くか、俄かに計り知ることの出来ない
疑問符号に包まれた。 胸をふさぐような煙硝の臭い、叫び声をあげて擦り脱ける砲弾....
「蠅男」より 著者:海野十三
た。村松検事の大きな肖像写真が出ていて「検事か? 蠅男か?」と、ずいぶん無遠慮な
疑問符号がつけてあった。 「恩師殺しに秘められたる千古の謎!」などという小表題で....
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
えると、一番最後に上った飛沫の右側が最も高く、続いてそれ以下の順序どおりに、ほぼ
疑問符の形をなして低くなってゆくだろう。そこへ、五回目の飛沫が上ったのだから、そ....
「軍用鼠」より 著者:海野十三
ない。しかし予定の紙数は既に尽きた。もう筆を停めなければならない。 では、右の
疑問符の答だけを書きつけて置こう。多数の真珠は鼠の胃袋のなかに押しこんであったの....