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疑問視
「疑問視〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
疑問視の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「正義と微笑」より 著者:太宰治
いる。無器用ものの、こった一念の強さほど尊いものは無いのだ。春秋座に於て、滝田を
疑問視して、芹川を支持しているのは、団長の市川菊之助ひとりである。他は皆、僕の野....
「安吾巷談」より 著者:坂口安吾
来のよい方、二十二分以上かかっていたのである。時計のマチガイではないかと、真偽を
疑問視されていたほどである。やせた男で、細長い手を頭の前でくの字に曲げて軽く水へ....
「埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
の『五倫書』と一致するところが多い。これは本多佐渡守の著と言われながら、早くより
疑問視せられているものである。新井白石は本多家から頼まれてその考証を書いているが....
「戦争史大観」より 著者:石原莞爾
飛行機は大きくなる一方であり、その編隊戦法の進歩と速度の増加により戦闘機の将来を
疑問視する傾向が一時相当有力であったのである。しかるに支那事変以来の経験によって....